船を編む【本】(第十三夜)

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辞書を引くときはどうする?



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えーっとこうやってパラパラと、、、あ!紙です!



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そう。辞書は膨大な言葉の情報をまとめるわけやから0.01ミリでも薄く、丈夫で劣化がなく、裏写りしないものを使う必要がある。


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大渡海ではどのような紙を選ぶんでしょうか。



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選ぶんちゃうねん。特注で作るんや。



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辞書の紙って特注なんですね。思い返してみると、確かに辞書の紙って質感違いますね。


船を編む【本】(第十二夜)

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ところで辞書を作るうえで重要なもんはなんや?



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どんな言葉を載せるかとその意味をどれだけ正確に客観的に記載するかです。



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それは当たり前のことや。それ以外で。



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えーっと、あ、分かりました!表紙です。表紙のデザイン!



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まあそれも購入の動機としては大事やな。ちなみに映画では表紙のデザイナーをピースの又吉さんが演じている。もっと大事なもんがある。辞書を引くときに必ず関係する。


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船を編む【本】(第十一夜)

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馬締に対人能力がないことを理解していた西岡は対外的な関係者に対する対策を細かくノートに残し、まだ見ぬ後輩(岸部みどり)へ託す。


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チャラいけど仕事のできる人です。ほんとチャラいけど、、、チャラいけど。でも、そのチャラさは本当なのかな?


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映画では西岡が直接岸部みどりを訪ねるのでそのノートは出てこない。原作ではそのノートのおかげで悩んでいた岸部が救われるんや。


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映画化する際にどの物語を採用するかの取捨選択も難しいんですね。



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それを見つけるのも物語の楽しみ方や。思い入れの度合いは人それぞれやからなあ。そう考えると映画作りも辞書作りと似てるかもな。


船を編む【本】(第十夜)

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既存の辞書を改定することはある程度の売り上げが見込めるから経営的にも有効な手段や。



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そちらで利益が出れば大渡海に回せるということですか。もう一つの条件は?



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西岡の異動や。



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えぇ!馬締さんと名コンビなのに。



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辞書制作に惹かれ始めていた時期だけに西岡も非常に悔しい思いや。あとから来た馬締を残すということやからな。


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どちらも得意分野が活かせそうなのに残念です。



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人件費の削減は早いほど効果があるからな。止むを得ない選択や。


船を編む【本】(第九夜)

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中止にさせたくない辞書編集部は西岡のアイデアで各方面に執筆依頼を出すんや。



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外部の人に依頼して原稿を作り、既成事実を作ってしまうんですね。



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せや。辞書にはいろんなジャンルの言葉が掲載されている。だから大学教授などそれぞれの専門家に解説を依頼するんや。


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西岡さん大活躍ですね。



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既成事実ができたこともあって二つの条件で辞書制作は続行される。



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よかったです。でも条件とは?



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一つは別の辞書の改定。



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え!一つの辞書を作るだけでも大変なのに、別の辞書の改定?


船を編む【本】(第八夜)

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西岡は後から来た馬締が荒木や松本に認められているのが面白くない。




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はい。



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しかし馬締の言葉に対するセンスや辞書作りに対する才能は認めている。



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だから余計にジレンマを感じるんですね。



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そんな中編集部に大渡海制作中止のうわさが流れる。



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経営的な視点で見れば利益の出ない部署から手を付けようということでしょうか。



船を編む【本】(第七夜)

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辞書の制作には人も時間もかかる。それが故に会社の中でも「金食い虫」の部署と呼ばれてるんや。




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改定している間はお金を生み出さないわけですもんね。



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責任者の荒木と共に国語学者の松本監修のもと辞書作りが進められる。



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馬締さんの視点で進んでいくと思いきや、他者からの視点も展開されます。



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馬締より先に大渡海の編集に携わっていた西岡や大渡海出版間近に投入された岸部みどり。彼らの成長も見どころや。


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西岡さんはかなりチャラいですね(笑)



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ただでさえ無口で暗い辞書編集部の雰囲気を少しでも明るくするためや。



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意外とそういう人が繊細だったりします。本当にチャラいだけの人もいるのでやっかいですが。。。



船を編む【本】(第六夜)

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言葉という大海原を渡るための船を編集するんや。




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なるほど。だから「船を編む」なんですね。



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できる限り現代の人々が利用している言葉を選定し、今後20年使える辞書を目指す。



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ダサイとかヤバいとかそういう言葉も掲載することで他の辞書にはない味を出すんですね。



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ヤバいとかは危ない、危険という使われ方から「この店のラーメンまじヤバい」と肯定的に使ったりするもんな。


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言葉の乱れと言えなくもないですが、言葉はもともとそういうものかもしれません。ところでどこのラーメン屋ですか?それ?


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、、、



船を編む【本】(第五夜)

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主人公の馬締は玄武書房に勤める編集部員。周囲から変人と呼ばれ、本の世界にしか興味がない。




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ザ・活字中毒。



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玄武書房が新しく刊行する辞書『大渡海』の編纂メンバーとして辞書編集部に迎えられる。



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大渡海って壮大な名前ですね。



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思わず歌いだしそうやけどな。



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船を編む【本】(第四夜)

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そんな辞書作りの舞台裏を描いた作品が三浦しをん著「船を編む」や。




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最近文庫化されて本屋さんでもひな壇に置かれることが多いですね。



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2012年の本屋大賞作品。映画化もされて話題の作品やからな。




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監督の石井裕也さんは女優満島ひかりさんの旦那さんです。主人公の馬締(マジメ)光也を松田龍平さん、ヒロインの林香具矢(カグヤ)を宮崎あおいさん、同僚の西岡をオダギリジョーさんが演じています。


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どれもはまり役やな。



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変人の馬締を松田龍平さん、チャラい若者西岡をオダギリジョーさんなんてこれ以上ないキャスティングにも注目ですね。



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